2015/02/02

マトリックスコントロールシステムの要諦は貨幣制度にある

3D領域においては事態が全面的に好転していない。私たちの世界は貨幣制度という幻想で長きにわたりコントロールされてきた。貨幣制度は古来より続いている。古代ローマにおいても、十二表法という法体系があり、そこには債権者の権利と債務者の義務が明記されている。貨幣制度は3Dマトリックスのコントロールシステムの要諦をなす支配網である。希少性の問題は20世紀初頭にアメリカ一国で、現在においてはOECD諸国それぞれの生産能力で解決済みなのであるが、それでもなお私たちは財やサービスにアクセスするためにお金を支払わねばならない。流通しているお金は借金(クレジット)が現金化されたただの借用証書でしかないのだが、肝心のこうした金融知識は耳目には伏せられている。

BRICS主導の新金融システムは何も新しい金融システムではない。彼らが行うことは単に金本位制への回帰であり、ロスチャイルド家がかつての帝国アメリカから中露に鞍替えしたにすぎない。そういう分析がある。正鵠を射た指摘だと思う。
→ 金貸しの視点から世界情勢を俯瞰する

貨幣制度の改良主義的なアプローチ、それがBRICS主導の新金融システムの要点だ。前提となるべきは改良された中央銀行制度ではなく国家が通貨発行権を掌握したところの国有銀行制度であるのだが。そうすれば国家は無尽蔵の財源を手にする。打ち出の小槌を手にする。日本においては、現行日銀法に規定されているセイニョリッジ(seignorage)特権を応用すれば良いだけのことなのだ。確かに日本国憲法に通貨発行権の所在についての明記はないが。ただそれは大きな問題ではない。必要であれば憲法を修正すれば良いだけの話なので。

貨幣制度があるから私たちは仕事をする。生存競争にさらされている。サバイバルモードをすべての人に、という状況なのだ。政治は貪る政治であって与える政治ではない。システムにおいてはそもそもの機能に問題がある。金融・政治・社会・ヒエラルヒー型集団主義(ピラミッド構造)などなど全システムが欠陥だらけなのだ。これが人類の進化を阻害している。



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