2017/02/07

イルミナティの教義を伝える新しい方法について

更新2 2017年2月11日

翻訳方針のさらなる更新について:

ヴァイスハウプトの主要な作品はGoogle Booksに収められていて、誰でも読めるようになっていることが判明した。「唯物論と唯心論を超えて」も所収されている。だが本文のフォントはフラクトゥール(Fraktur)であり読みづらい。慣れれば問題はないだろうが。
「イルミナティの新システム」の翻訳を実際に試みたのだが、1ページを翻訳するのに軽く90分も費やしてしまった。時間効率がものすごく悪いことが判明した。今後は折を見てピタゴラス派イルミナティの資料を翻訳していきたい。翻訳の優先順位設定は一旦全て解消しようと思う。また次のようにも思う次第である:イルミニズムにこだわり、執着しているのはパラノイアじみている、と。また、英語が出来る人であれば、翻訳された文章を読まずに直接ACサイトや電子書籍を読むだろう、と。


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更新 2017年2月10日

ヴァイスハウプト作品原書翻訳の方針ならびに今後の翻訳記事の一般原則について:

以下のオリジナル記事の中で紹介しているヴァイスハウプトの「イルミナティの新システム」(ドイツHanse社刊行:www.hansebooks.com)についてだが、これは発行当時(1787)の体裁をそのまま製本化したもので、活字ではなくてドイツ語アルファベットの旧体フォントであるFrakturが使われている。

読解・判別してゆくのが厄介だが、いずれ慣れてスラスラと読めるようになるだろう。とりあえず部分的にでも有用な所を翻訳してアップするつもりだ。実際、現在翻訳作業中である。ただ、問題が一つだけある。この原書には落丁部分がある、ということ。
原書(ドイツHanse社刊)にあるはずの「第五位階 - 人類の発展」や「第六位階 - 理念論に関する私のシステム」その他がまるごと抜けているのである。これは個人的には致命的な落丁であると思っている。まさにこの部分を翻訳しようと思っていたのだから!

とはいえ、この度、ヴァイスハウプトのそのほかの作品
Über Materialismus und Idealismus」(「唯物論と唯心論を超えて」)(邦訳未刊)
を予約した。いずれ手元に届くことになっている。翻訳の主軸はこの本になると思っている。この本を邦訳し、例えばamazonのkindle電子書籍にして販売するなり、あるいは無料配布なり、することを個人的なプロジェクトにした。と言うのも、ヴァイスハウプトの作品はいずれも著作権が期限切れかそもそも現代的な著作権という国際法システムが適用されていないかのどちらかだ。だから、この更新箇所のまとめとしては、
①「イルミナティの新システム」には落丁部分があり致命的となっている
ということと②「唯物論と唯心論を超えて」を翻訳の主軸に据える
ということ。
以上です。

***以下オリジナル記事***

当ブログでは、『イルミナティ』の教義について、幾つかの翻訳記事を『イルミニズム』というタグにまとめて紹介している。原文は、当のイルミナティ(本当の、正統なる、西洋のイルミナティ、通称「ピタゴラス派イルミナティ」)の公式サイトArmageddon Conspiracy(通称ACサイト)の記事である。

先日、「ACサイトの翻訳 〜イルミニズムコーナ続報〜」と題して、今後どのようにイルミナティの教義=イルミニズムを提供していくかについて記事にし、読者の皆様に報告した。その記事の「まとめ」としては、今後もACサイトの記事を翻訳して、当ブログにアップロードする、というものであった。これについて、意思の変更があったので、この場で報告しておく。以下。

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イルミナティのグランドマスターとして知られる人物の中に、かの有名なアダム・ヴァイスハウプト(1748-1830)が居る。ヴァイスハウプトには著作がある。タイトルは"Das Verbesserte System Der Illuminaten" (「改善されたイルミナティのシステム」ないし「イルミナティの新システム」)である。刊行年は1787年である。

この珠玉の作品には邦訳版も存在している。邦訳版といっても抄訳版である。つまり、原著のコンテンツの一部を翻訳して刊行した、という意味だ。そのタイトルが「秘密結社イルミナティ 入門講座<初級篇>」である。2013年1月25日 初版第1刷発行、とある。





私も手もとに本書を持っている。確かにこの邦訳書は抄訳、とあとがきに相当する箇所で説明がある通り抄訳=部分訳なのである。原著はなかなか興味深い構成・内容になっている。目次を見ておこう。以下。

***目次***

はじめに
序文

秘密結社の制度と装置についてのイデー
会員の教化と判定のための指示
第1位階の会員の仕事
第2位階---幸福と世間の哲学
第3位階---ars simper gaudendi(いつも上機嫌でいる技術)
第4位階---教説・準備・教授・育成
第5位階---人類の発展
第6位階---理念論に関する私のシステム
第7位階---受け入れ者と指導員のための教説
第8位階---指導員のためのさらなる指示
教団規約に関する一般教説
 1 目的と手段
 2 教団内方針
   A 運営の分類
   B 従属関係の階梯
   A 各会員
   B リーダー
   C 長官
     長官と長官会議/総督/総督会議と総督
   A 大管区同士の関係
   B 秘密
   C 統制
神智学に心酔するすべての成員への講義
 1 流出説
 2 古典古代ギリシアのピタゴラス - プラトン体系

***以上目次***



この原著すなわち「イルミナティの新システム」をこの度入手した。

そこで、イルミナティの教義の情報提供の拠り所をACサイトに拠らずに、このヴァイスハウプト自らが著した「イルミナティの新システム」に拠ろうか、と思い至った次第である。ただ、ACサイトを今後翻訳しないということではない。翻訳作業は続ける。単に優先順位に変更があるだけである。このヴァイスハウプト著作をまずは翻訳しようと思う。全訳してアップロードするわけではなく、有用な箇所の部分訳という形をとるが、グランドマスター本人による解説に接した方が、読者の皆様としてもイルミナティの実像やその教義により直接的に触れることができるという点で有用ではないか、と判断した次第である。

原著はドイツ語で書かれている。とりあえず翻訳に精を出して、皆様のお目にかけよう、と思う。待っていて欲しい。

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